プロポーズも終え、いよいよ結婚の準備を始めた二人にとって次の大きなイベントは、
両家への挨拶。
これまで大事に育ててくれた両親のもとに自分の、相方を連れていき、そして認めてもらう。
このイベントは誰しもがとても緊張するものです。果たして、結婚を許してくれるのか。
自分が選んだ人、両親には必ず認めてもらいたいものですね。
ところが、挨拶に行くと相手の両親、もしくは自分の両親に反対されてしまうケースもあるようです。
そんな時どうしたら良いか。
「人は見た目が9割」という本が一時期流行りましたが、
初見の人を見るときはやはり見た目が大事だそうです。
相手の両親が現役でなおかつ重役であるような場合は、より見た目が意識されるということは認識しておいてください。
当然挨拶に行くときも、スーツもしくはフォーマルっぽい服を着ていくのが基本ですが、
それ以外にも髭、爪等の処理をして、最低限のエチケットを守っていく必要があります。
また、横柄な態度を取っていないか、挙動不審じゃないかどうか等も大事です。
これだけでも、基本的にはうまくいくケースがありますが、
残念ながら世の中には職業や、生い立ち等を聞いて偏見を持つ人が多いのです。
私の友人のなかには、片親(シングルマザー)というだけで結婚を反対されたそうです。
自分がなりたくてそうなったわけではないので、とても残念な状況です。
そのように反対された場合はまず一度、結婚する意識を強く見せつける必要がありますが、
それでもかたくなに拒否されるようであれば、一度身を引きましょう。
どうしても結婚があきらめられないということであれば、次の対策を打ちます。
親への根回しが重要
日本は基本的に重要な意思決定をするとき、根回しが必要な文化です。
こういう場面でのサプライズはあまり好みません。
結婚する相手の生い立ち、良いポイントを日頃から、親に話して理解してもらうのが必要です。
なかでも相手の長所がわかるようなエピソードを親にしてあげると、
親としては納得せざるを得ません。
いきなり良く分からない人が来て、
「結婚させてください」といわれても反対されてしまうのです。
実は両家へのあいさつがうまくいっているケースは圧倒的にこの根回しができているケースが多いのです。
両親へのコミュニケーションが日頃乏しい人、気が乗らない人もこれからの長い人生のなかで、新しく迎える家族のこと、両親も良く知りたがっているということは理解しておいてください。
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